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誰でも成功者になれます。

そうなるためには、これからの10年、さらにその先を見据え、どのような人生を送っていきたいかを、今ここで決断すれば良いのです。

今決断をしないとすれば、それはそれで1つの決断を下したことになります。

つまり、「自らの手で運命を切り拓く」のではなく、「周囲の環境に自分の運命を託す」という決断をしたことになるのです。

本当に人生を変えたい人は、直ぐに決断し、行動します。

単に「こんな人生を送りたい」と思うのではなく、「何をしてどんな人生を送る」と自分に誓うことで、たった1日で人生を変えることができます。

「思う」のと「誓う」のとでは、決定的な違いがあります。

「できればいいな」と思うのと、「何が何でもやってやる」と思うのとでは、天と地の差があります。

「もっとお金を稼げたらいいのに」「もっと子どもと過ごす時間を増やしたいのに」と言う人がいますが、これでは実現は不可能に近いです。

「自分からは何もしたくないが、成り行きでそうなってくれれば良い」というのが本音だからです。

こんな言葉に力なんてありません。

また、「どんな成果を達成したいか」だけでなく、「将来、自分はどんな人物になりたいか」も、決めておく必要があります。

自分と周囲に課す「基準」を決めるのです。

最低ラインをきちんと決めておかないと、自分の理想に合わない行動や姿勢、価値観を甘んじて受け入れてしまう危険があるからです。

そして、一度基準を決めたら、何があろうと決して妥協してはいけません。

たとえ、何をやってもうまくいかないことがあっても、恋人に捨てられても、誰も助けてくれなくても。

「基準」に満たないものは断固として拒否し、自分で決めた高い理想に合わせて生きていく覚悟が必要です。

言い訳を探すのに忙しい人が多すぎています。

彼らが目標を達成できず、理想の人生を送れないのは、親に虐待されたからでも、若い頃に成功のチャンスに恵まれなかったからでも、進学できなかったからでも、年を取りすぎているからでも、若すぎているからでもありません。

みなさんには、一瞬にして人生を大きく変える力があります。

「決断する力」によって人間関係から職場環境、健康状態、年収、そして精神状態まで変えることができます。

幸せか、みじめか、イライラか、ワクワクか、環境の奴隷になるか、自由を謳歌するか。

人生の全ては自分で選択できます。