「言葉以上の行動が取れていない」とお金に嫌われてしまいます。
お金を稼ぐ事はもちろん、自らの人生をコントロールしたり、その他のあらゆる望みを叶えたい場合には、その思いを「言語化」すると効果的です。
言語化する事で、日常的に潜在意識への刷り込みができる為、実現速度が速まります。
言語化は、「話す」ことだけでなく、「書く」ことも同様の効果を持ちます。
物事を実現していくには、言語化だけでなく、最終的には行動していく必要がありますが、言語化まで終了して行動が伴っていない人が多数存在します。
そのような人は、言語化に対する「過剰な期待」があるかもしれません。
「言語化」も「行動」も、自分の意識の強さを表現する為の1つの方法ではあるものの、その強度は「言語化<行動」が正解です。
つまり「行動」は、より強い意識を表現する形であり、「言語化」より大きく現実を動かす力を持っています。
この点を理解していないと、言語化しただけで満足してしまう事になりかねません。
もちろん、言語化も意識を表現する素晴らしい方法である事に変わりありませんが、その先の「行動」が、物事を動かしていく上で、より大きな力を持っているのです。
さらに、行動の中でも、特に意識の表現強度が強いのは「集中・没頭した行動」です。
集中・没頭状態では右脳も活性化して、意識のフォーカスが最も強い状態となります。
本当に心の底から叶えたい願いがあるのなら、おそらく誰から言われるでもなく、黙々と集中した行動に取り掛かるものです。
ダイエットを例に説明してみます。
主婦とモデルで比較した場合、どちらがダイエットに成功しているでしょうか?
考えるまでもなく、モデルの方が成功していると思われますが、その理由はなぜでしょうか?
答えは、モデルの方が「本気で叶えたい」と思っているからです。
モデルには数日後、あるいは早ければ翌日には、ステージや撮影などの予定があります。
その予定に合わせて「本気で体系を間に合わせたい」のです。
本気でダイエットを成功させたいと思っているからこそ、モデルは言語化だけでなく、行動に移します。
しかも、あらかじめ期限を決めて、集中して取り組みます。
一方で主婦の多くは、ステージや撮影の予定はありません。
「ダイエットできたらいいな」という本気度レベルの願望しか抱いていないことが多いのです。
ダイエットに失敗する人によくある「明日から」という意識は、本気度が低いことの表れです。
それができないという事は、目標に対する本気度がそれほど高くなく、また言語化するだけで満足してしまっていると考えられます。
モデルのように本気になれる「強制的な環境」をつくってしまう事も得策です。
ダイエットを例にとりあげましたが、お金を稼ぐ場合も同じです。
お金を稼いでいる人とそうでない人は、「お金を稼ぐ」という事に対し、本気度が明確に異なります。
そして、その「意識の強度」は行動に表れます。
稼いでいる人を見てみると、言語化しているのはもちろん、誰よりも集中して「お金を稼ぐこと」に取り組んでいます。
本気で稼ぎたいのです。
だからこそ、その為に必要な出来事が引き寄せられ、お金も集まってくるのです。
お金に嫌われていると感じている人は、今一度、自らの本気を確かめてみて下さい。
物事の達成には、言語化だけでなく、行動に移す事が求められます。
行動とは「意識の本気度」を表すものなのです。