サイクル理論 構成編
本日は、サイクルの構成での分析です。
サイクルの構成を図で表すとこういう形になります。
外側の大きなサイクルがプライマリーサイクル(PC 週足)
真ん中のサイクルがメジャーサイクル(MC 日足)
内側の小さなサイクルが4Hサイクル(4HC 4時間足)
大きなサイクル中に、3つ~4つの小さなサイクルで構成されます。(図は3つで作成してます)
※図は少しズレていますが、各時間軸の一番高いところがプライマリーサイクルトップです。
プライマリーサイクルトップとは、週足の天井になります。
これを見ると、大きな波が小さな波を支配しているのが分かるだろうか!?
相場は大きなサイクルの天井を目指して上昇し、
大きなサイクルの底を目指して下落します。
そして、トレンドは大きな波が小さな波を支配する。しかし、トレンドは小さな波から発生する!
トレンドは短期から変わっていくということですね!
相場は、メジャーサイクルトップを付けたら、4Hサイクルはダウントレンドに変わり、
プライマリーサイクルトップを付けたら、メジャーサイクルはダウントレンドに変わります。
上記のことは、必ず覚えて下さいね!
トレードの組み立てのベースになりますからね!
MC
メジャーサイクル(MC)の中に、4Hサイクル(4HC)が入っています。
プライマリーサイクル(PC)の中に3~4つ メジャーサイクルが入ります。
1つ目のサイクルを第1 4HC
2つ目のサイクルを第2 4HC
3つ目のサイクルを第3 4HC
と呼びます。
MCの場合は、
1つ目のサイクルを第1MC
2つ目のサイクルを第2MC
3つ目のサイクルを第3MC
と呼びます!
サイクル理論でのアップトレンド、ダウントレンドとは!?
サイクルでのアップトレンド、ダウントレンドとは
そのサイクルの起点(スタート地点)より、終了地点(底)が高いか低いかです!
上昇トレンドなら、アップ→アップ→ダウン!アップ→アップ→ダウン、、、のリズムの繰り返しをイメージして下さい。
下降トレンドなら、アップ→ダウン→ダウン!アップ→ダウン→ダウン!のリズムの繰り返しをイメージして下さいね!
4hサイクルが一番小さいサイクルとします。
4hサイクルより小さいサイクルは勿論ありますが、トレードにおいては不向きなので4hサイクルを最小サイクルと仮定します。
日足チャートです。
メジャーサイクルの構成です。
3~4つの4hサイクルで構成されています。
週足チャートです。
プライマリーサイクルの構成です。
3~4つのメジャーサイクルで構成されています。
構成で何が分かるかと言うと、アップトレンドなのかダウントレンドなのかが予測できます。
プライマリーサイクルがアップトレンドを形成するのである相場なら、メジャーサイクルは第1アップトレンド→第2アップトレンド→第3ダウントレンドという予測ができます。
構成は分析というより、相場の把握と各サイクルの関連性ですね。
各サイクルは全く別物ではありません。
プライマリーサイクルボトムと4hサイクルボトムが別々の時間に出現しないですし、メジャーサイクルボトムとプライマリーサイクルボトムも別々に出現しません。
プライマリーサイクルボトムは、メジャーサイクルボトムも4hサイクルボトムも同じレートの安値になります!
以上がサイクルの構成についてです。
FX Nの動画解説
↓
サイクル理論 周期編ではサイクルの数え方についてお話してます!
是非、見て下さいね!
サイクル理論② 周期編
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