お金に強い人は、すぐにやろうとします。
お金に弱い人は、すぐに言い訳を見つけようとします。
お金に強い人とお金に弱い人の違いは、「スピーディーに動けるかどうか」という事です。
お金に強い人は、すぐにやろうとする人です。
一方で、お金に弱い人は、なかなか動こうとしません。
何かの言い訳を見つけて、動きません。
例えば、FXを始めるにしても、まずは証券会社を作るところです。
お金に強い人は、寝る前にでもします。
中には、すぐスマホで口座申し込みしてしまうという強者もいます。
「どうせ申し込みをするのであれば、さっさとやってしまおう」という事です。
ところが、お金に弱い人は、そういう動きができません。
お金がかかるのではないか、何か売りつけられるのではないか、パソコンから申し込みをするのは危ないのではないか、などなど「口座を作らない方がいい理由」をどんどん頭に思い浮かべてしまうのです。
そして、行動しません。
これは、おそらく「証券会社をつくる」という事だけではないと思います。
何かチャンスに繋がりそうなものがやってきた時も、課題や壁ばかりを思い浮かべて、せっかくの機会を失ってしまうのです。
私も学生の時は、色々な問題に巻き込まれて、巻き込まれない方が幸せだと思い、なるべく関わらないように何でも行動しない言い訳ばかりを探して生きてきました。
そして、全てを何かのせいや人のせいにしていました。
環境が悪い。
あの人が悪い。
生まれた時代が悪い。
私自身がそうでした。
なので、言い訳の人生を送る気持ちがよく分かります。
振り返ると、そういう時はいつも逃げ道を自分の中で用意していたのです。
自分で自分をしっかり見つめれないのです。
例えば、お金に弱い人の行動としてよくあるのが、
「日本が破滅する」
「大暴落が起こる」
といったネガティブな内容の情報を好んでしまう事です。
結果として、
「大損してしまったらどうしよう」
「資産が減ってしまったらどうしよう」
「万が一失敗してしまったらどうしよう」
と考えます。
だから、何もしないのです。
「そんな事が起きるなら、やらない方がいい」と考えています。
ネガティブな情報を最初に入れる事で、それを言い訳にしてしまうのです。
お金に強い人は違います。
色々な事は起きるかもしれないけど、ポジティブな可能性にフォーカスします。
「うまくいったらどうなるのか」という事に頭を巡らせます。
だから、素早くチャレンジができるのです。
では、どうすればいいのか?
お金に弱い人には、大きな特徴があります。
それは、とても真面目なのです。
真面目であるが故に、陥る罠があるのです。
例えば、何かを毎日やらないといけないとします。
そういう時、こんな事が起きてしまうのです。
お金に強い人は、まずは10分から始めてみます。
お金に弱い人は、いきなり1時間やろうとします。
ジョギングも寝る前のストレッチも、いきなり1時間やろうとしたら大変です。
これでは長続きしません。
しんどくなってしまいます。
真面目だからこそ、一生懸命にやろうとしてしまうのです。
色々な情報を集めようとしてしまうのです。
ネガティブな事も知ろうとしてしまうのです。
やらないといけない時に、色んなイメージを膨らませてしまいます。
忙しいからできないのではないか、残業があるからできないのではないか、そんな事は自分にはできないのではないかと考えてしまいます。
そんな考えに陥る前に、少しだけ肩の力を抜いてみる事です。
大事なことは、小さなスタートから始めてみることです。
お金に強い人は、そうしています。
少しずつ少しずつ進んでいけばいいのです。
余計な事は考えない事です。
お金に強い人は、小さな一歩から始めます。
お金に弱い人は、大きな一歩を踏み出そうとします。
まずは、小さな一歩でいいのです。
大事なことは、スピーディーに動いてみる事です。
そして、それを継続する事です。
完璧に始めなくていいのです。
ほんのちょっとでいいのです。
100%成功しなくてもいいのです。
その意識で少しだけ踏み出してみる。
それが、人生を変えてくれるのです。