お金を稼ぐ為に、あるいは人生をコントロールする為に必要な要因に、「ワクワクする事」が挙げられます。
ワクワクする事の重要性は、あらゆる成功法則において語られています。
その為、ワクワクというのは、人生を成功に導くための最重要項目であると言っても過言ではありません。
ただ、人生には、ワクワクを阻む障壁がたくさんあります。
例えば、「不安」「恐怖」「ストレス」などのマイナス感情はその代表例です。
これらの感情は、「心の自由度」を収縮させてしまう為、自分らしい人生を生きる上で妨げとなります。
心の自由度が低くなれば、「幸せの感度」にも影響してしまいます。
例えば、仕事上のミスを隠したまま海外旅行に行っても、強いストレスにさいなまれ、楽しめないはずです。
マイナス感情が、楽しもうとする心を邪魔するのです。
その為、大切なのは、ワクワクを邪魔する障害物を意識し、未然に取り払う事です。
問題が大きくなる前に、処理して下さい。
ここで重要なのは、ストレスの原因である他人や状況が悪いと思うのではなく、自分に巣食う不安や恐怖、ストレスこそが悪者だと認識し、潰していくことです。
人は、プラスの感情を大きくし、マイナスの感情を0にするように生きていく事で、幸せに近づいていきます。
そこでまず、ワクワクの障害物となるマイナス感情が何に起因しているのかを考えて下さい。
大きく関係しているのは、「お金」「人間関係」「時間」の3つです。
「お金」に対する不安や恐怖、ストレスというのは、多くの人が抱えている問題です。
例えば、貯金残高が少ない時、明日生きるお金が尽きそうな時などは、強烈な不安やストレスに襲われます。
また、現在だけでなく、将来の預金額や年金が心配になる時なども、お金とマイナス感情が結びついてしまいます。
次に、「人間関係」の不安や恐怖、ストレスというものは、社会人であれば、上司や先輩、同僚など、会社の人間関係などが主に当てはまります。
ストレスを抱えている時、シャワーを浴びている時や普段何気ない瞬間にも無意識にふと浮かんできてしまう人が居たとすれば、その人がストレッサ―である可能性が高いです。
速やかな改善が難しくても、マイナスの感情が積み重ならないように注意して下さい。
関係性を改めるか、あるいは視界から遠ざける事で意識に入らないようにするのが得策です。
人事部に相談するなどの行動を起こしてみても良いと思います。
また、会社の体質に問題があるようなら、「全国職業相談センター」などの公的機関に相談する方法もあります。
会社が信用できないなら、そのような外部機関に頼れば良いと思います。
3つ目の「時間」に関する不安や恐怖、ストレスが発生するシチュエーションとは、とにかく毎日忙しかったり、過労ラインに近い状態で働いていたりする場合です。
繁忙期など一過性の忙しさならまだしも、それが継続している場合、身の安全を考えた方が無難です。
どんな辞めにくい環境であったとしても、肉体的・精神的に追い詰められるような状況からは離れるべきです。
乗り越えた先に何も希望が見えないのであれば尚更です。
マイナスの感情が蓄積されると、うつ病などの疾病へと発展しかねません。
その前に手立てを講じて下さい。
周囲や外部機関に助けを求める事も大切です。
このように人生には、ワクワクを邪魔する障害物がたくさんあります。
これらを除去し、ワクワクが生じやすい環境を構築できれば、稼ぐことも、人生をコントロ―ルする事も、より上手にできるようになります。