自分や他人の心の中に「頼りない人」というイメージを植え付けてはいけません。
もし、絶えず自分を卑下しているなら、周囲の人は「きっとそれだけの理由があるに違いない」と考え、「後ろ暗い事があるのではないか」と勘繰り、自分を価値の無い存在とみなします。
もし、自分が自分を卑下しているなら、周囲の人も見下すようになります。
自分に対してネガティブな思いを抱いているなら、消極的な生き方をするようになります。
ネガティブな振舞いをしていると、必ずネガティブな結果を招きます。
ネガティブな人は、活気のあるポジティブなバイブレーションを発していません。
何かにつけて消極的で、周囲の影響に惑わされやすいので、他の人たちのネガティブなバイブレーションをまともに受けてしまいます。
しかし、どんなにネガティブなバイブレーションにさらされようと、その影響をまったく受けず、自分の心をいつもポジティブに保つ事は十分に可能です。
ポジティブな人はネガティブな思いを寄せ付けず、あらゆる種類の悪条件をものともしません。
ネガティブな思いに反応せず、常にポジティブなマインド・セッティングを維持します。
強い思いを抱いていると、精神的に強くなります。
マインド・セッティングが前向きな人、決断力のある人、確固たる信念を持つ人は、ネガティブな人より遥かに強い精神力を持っています。
一方、ネガティブな人は芯の強さが無く、いつも誰かに頼っています。
ネガティブな人は非常に弱い人です。
物事を成し遂げて成果をあげるのはポジティブな人です。
ポジティブな人は自分で考え、他人をあてにせずに積極的に道を切り開きます。
こういう人は世間の尊敬と信頼を得ます。
多くの人はあまり大きな事を成し遂げません。
なぜなら、ネガティブな思いにとらわれて判断力が麻痺して、重要な事に取り組む勇気を失っているからです。
ネガティブな人はいつも迷っていて行動を起こさないので、大きな事を成し遂げる事ができません。
リーダーの特徴は常にポジティブな資質を持っている事です。
リーダーは活発で前向きな性格で人々を導きます。
そういう人にはネガティブな要素はありません。
ポジティブな人は優れたリーダーとなり、ネガティブな人はリーダーの指示をひたすら待つばかりで自分から行動を起こそうとしません。
この世で最も情けない光景の1つは、ネガティブな人が自分の意見を持たずに他人に助言を求め、何1つ決める事ができずに迷っている姿です。
私たち人間は、そういう優柔不断な人を本能的に見下します。